JIS B 1180(六角ボルト)|本体・附属書JAの違いと寸法・強度区分

明るい技術背景に六角ボルトを配置し、JIS B 1180の本体規格・附属書JA、寸法、強度区分を示すアイキャッチ

現行表示

JIS B 1180:2014

状態

有効

正式名称

六角ボルト

ICS

21.060.10

発行日

2014-04-21

直近の確認日

2019-10-21

正誤票

2015年1月あり

記事情報確認日

本記事の公開時点

JIS B 1180の現行表示はJIS B 1180:2014です。正式名称は「六角ボルト」で、公式状態は「有効」です。この記事では、本体規格と附属書JAを最初に分けたうえで、呼び径から寸法を引き、強度区分・材質・附属書JAの移行状態まで同じページで確認できるように整理します。

なお、2019-10-21は規格の年版ではなく、直近の確認年月日です。2015年1月の正誤票もあわせて確認する必要があります。

このページの内容

30秒で分かるJIS B 1180|六角ボルトの規格と確認ポイント

JIS B 1180は、鋼・ステンレス鋼・非鉄金属製の六角ボルトを対象に、種類、形状・寸法、製品仕様、表示などを扱うJISです。

このページで最初に押さえておきたいのは、次の6点です。

  • 本体規格と附属書JAの違い:同じJIS内でも別の体系です。旧版/新版の単純な関係としては扱いません。
  • 呼び径から寸法を確認:本体規格・附属書JAの宣言範囲を、ページ内の表で照合します。
  • 強度区分4.6などの意味と適用条件:記号の意味と、JIS B 1180で使える条件を分けて確認します。
  • 材質ごとの機械的性質の確認先:材料名だけで強度を決めず、関連するJISへつなぎます。
  • 附属書JAの現行状態と将来移行:現行・将来方針・認証猶予を時点で分けます。
  • 正式規格への導線:記事で意味と判断材料をつかんだ後、詳細公差や個別適合の確認先へ進めます。

JIS B 1180は何を定める規格か

JIS B 1180:2014は六角ボルトを対象とする規格で、種類、形状・寸法、製品仕様、表示などを扱います。

実務では、「M10だから寸法はこれ」と呼び径だけを見て判断するのでは不十分です。まず本体規格か附属書JAかを分け、そのうえで種類・部品等級または仕上げ程度、ねじ系列、寸法、強度条件を順に確認すると、取り違えを防げます。

本体規格と附属書JAは何が違うか

本体規格は、ISO 4014、4015、4016、4017、4018、8676、8765の7規格に対応する体系です。これに対して附属書JAは、現行本体が対応する7つのISO規格によらない国内従来形です。

両者は同じJIS B 1180の中にある別の体系です。単純な「新規格と旧規格」の二択として扱うと、寸法や分類を取り違えるおそれがあります。

JIS B 1180の本体規格と附属書JAを、位置付け・等級・寸法などの比較軸で分けた図
本体規格と附属書JAは同じJIS内の異なる体系で、寸法や等級の見方も異なる。

附属書JAには、旧ISO由来の規定も含まれます。そのため「ISO由来かどうか」で分けるのではなく、現行本体が対応するISO体系か、附属書JA体系かを確認します。

まず位置付け・種類・等級を分ける

本体規格と附属書JAを、位置付けから移行状態までの比較軸で並べると次のとおりです。

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比較軸本体規格附属書JA適用条件・実務影響
位置付けISO 7規格に対応する本体体系現行本体が対応する7つのISO規格によらない国内従来形同一JIS内の別体系として識別する
種類・部品等級/仕上げ程度呼び径六角、有効径六角、全ねじ等。部品等級A/B/C六角ボルト、小形六角ボルト。仕上げ程度は上・中・並A/B/Cと上/中/並を一対一対応させない
ねじ系列・ねじ公差並目・細目を種類別に扱い、公差は種類・部品等級に応じて確認並目・細目。ねじ公差域クラスは4h/6g/8gを組み合わせ、特に指定がなければ6g値より先に体系・種類・等級を選ぶ
寸法本体規格の基準値と部品等級別公差附属書JAの基準値と仕上げ程度別公差同じ呼び径でもs・kが異なる場合がある
強度区分・表示JIS B 1180側の種類・部品等級・径条件で許容組合せを確認附属書JA側の条件と正誤票を含む参照規格を確認JIS B 1051に区分があるだけで無条件適用しない
移行状態将来の中心となる本体体系として移行が促されている現時点では現行規格内に残るが、2024年に将来改正での廃止方針が示された現行と将来予定を分ける

スマートフォンでは表を横にスクロールして確認できます。

本体規格の部品等級A/B/Cと、附属書JAの仕上げ程度「上・中・並」は別の分類です。両者を一対一に置き換えず、どの体系のどの種類を見ているかを先に固定してください。

同じ呼び径でも二面幅・頭高さが違う場合がある

下表では、本体規格と附属書JAに共通する26呼び径を、差がない行も含めてすべて残しています。二面幅sが異なるのは、M10=16/17、M12=18/19、M14=21/22、M22=34/32 mm(本体/JA)の4サイズです。

頭高さkの基準値が異なるのは、M8=5.3/5.5、M10=6.4/7、M12=7.5/8、M14=8.8/9、M18=11.5/12、M20=12.5/13、M30=18.7/19、M36=22.5/23 mm(本体/JA)です。基準値が同じでも、公差帯は部品等級と仕上げ程度によって別になります。そのため、基準値と公差は分けて扱います。

JIS B 1180の本体規格と附属書JAで二面幅が異なるM10・M12・M14・M22の比較図
同じ呼び径でも二面幅が異なるサイズがあるため、置換や工具選定では規格体系を確認する。

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呼びP(本体)mm本体sJA sΔs=JA-本体本体kJA kΔk=JA-本体基準値判定実務影響
M30.55.55.50220基準値同一基準値同一
M3.50.66602.42.40基準値同一基準値同一
M40.77702.82.80基準値同一基準値同一
M50.88803.53.50基準値同一基準値同一
M6110100440基準値同一基準値同一
M81.25131305.35.50.2差あり頭高さ差
M101.5161716.470.6差あり二面幅差・頭高さ差
M121.75181917.580.5差あり二面幅差・頭高さ差
M142212218.890.2差あり二面幅差・頭高さ差
M1622424010100基準値同一基準値同一
M182.52727011.5120.5差あり頭高さ差
M202.53030012.5130.5差あり頭高さ差
M222.53432-214140差あり二面幅差
M2433636015150基準値同一基準値同一
M2734141017170基準値同一基準値同一
M303.54646018.7190.3差あり頭高さ差
M333.55050021210基準値同一基準値同一
M3645555022.5230.5差あり頭高さ差
M3946060025250基準値同一基準値同一
M424.56565026260基準値同一基準値同一
M454.57070028280基準値同一基準値同一
M4857575030300基準値同一基準値同一
M5258080033330基準値同一基準値同一
M565.58585035350基準値同一基準値同一
M605.59090038380基準値同一基準値同一
M6469595040400基準値同一基準値同一

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図面・現品・購入仕様で混在を防ぐ

置換や混在防止では、次の項目を確認すると実務に落とし込みやすくなります。

  • 図面・注文書で規格体系と種類・等級を明示する。
  • 現品で二面幅s・頭高さk・表示を照合する。
  • 使用工具と二面幅を照合する。
  • 在庫・組立で本体規格品と附属書JA品の混在を防止する。
  • 呼び径が一致するだけで置換可能とは判断しない。

たとえばM10は、本体規格の二面幅sが16 mm、附属書JAが17 mmです。呼び径が同じでも工具条件や周辺部品との干渉条件が変わり得るため、規格体系まで含めて照合します。

JIS B 1180の寸法を呼び径から確認する

寸法は、規格体系 → 種類/部品等級・仕上げ程度 → ねじ系列 → 呼び → P・s・k → 公差の順で確認します。記号は、dがねじの呼び、Pがピッチ、sが六角頭の二面幅、kが頭高さを表します。

JIS B 1180の寸法表を規格体系から公差まで順に絞り込む6段階の検索フロー
寸法値を先に見るのではなく、規格体系・種類・等級・ねじ系列を選んでから呼び径を照合する。

寸法検索表の列は、規格体系・種類・部品等級/仕上げ・ねじ系列・呼び・P・s・k・選択系列・適用呼び径範囲・公差/単位キーです。各行に「本体規格」または「附属書JA」を明記しているため、値と適用条件を同時に確認できます。

表は、次の順に絞り込んで使います。

  1. 規格体系を「本体規格」または「附属書JA」から選ぶ。
  2. 種類と、部品等級A/B/Cまたは仕上げ程度上・中・並を選ぶ。
  3. 並目・細目などのねじ系列を選ぶ。
  4. ねじの呼びを選ぶ。
  5. P・s・kの基準値を読む。
  6. 最後に、種類・等級に対応する公差を正式規格の該当表で確認する。

本体規格は7種類を適用条件として持ち、附属書JAは六角ボルト/小形六角ボルトと上・中・並の仕上げ程度を分けます。部品等級A/B/Cまたは仕上げ程度上・中・並は、寸法値と同じ行の適用条件欄で確認できます。

並目と細目は、別の行、または同一行内に明示したピッチとして区別しています。各種類・等級の適用呼び径範囲も、同じ行に示しています。

掲載範囲は、本体規格・並目がM1.6~M64の全件、本体規格・細目がM8~M64の全選択系列です。附属書JAは、六角ボルトがM3~M64の全件、小形六角ボルトがM8~M39の全件です。

P、s、kの単位はmmです。公差は、規格体系・種類・部品等級/仕上げ程度に対応する公差キーから、正式規格の該当表へつなげて確認します。

寸法検索表

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規格体系種類・部品等級/仕上げ(適用条件)ねじ系列呼びP mms mmk mm選択系列適用呼び径範囲公差・単位キー
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B並目M1.60.353.21.1第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B並目M20.441.4第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B並目M2.50.4551.7第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;有効径六角ボルト B並目M30.55.52第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;有効径B:M3~M20P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;有効径六角ボルト B並目M3.50.662.4第2選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;有効径B:M3~M20P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;有効径六角ボルト B並目M40.772.8第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;有効径B:M3~M20P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;有効径六角ボルト B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M50.883.5第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;有効径B:M3~M20;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;有効径六角ボルト B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M61104第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;有効径B:M3~M20;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;有効径六角ボルト B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M81.25135.3第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;有効径B:M3~M20;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;有効径六角ボルト B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M101.5166.4第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;有効径B:M3~M20;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;有効径六角ボルト B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M121.75187.5第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;有効径B:M3~M20;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;有効径六角ボルト B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M142218.8第2選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;有効径B:M3~M20;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;有効径六角ボルト B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M1622410第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;有効径B:M3~M20;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;有効径六角ボルト B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M182.52711.5第2選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;有効径B:M3~M20;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;有効径六角ボルト B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M202.53012.5第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;有効径B:M3~M20;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M222.53414第2選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M2433615第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M2734117第2選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M303.54618.7第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M333.55021第2選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M3645522.5第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M3946025第2選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M424.56526第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M454.57028第2選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M4857530第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M5258033第2選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M565.58535第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M605.59038第2選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格呼び径六角ボルト A/B;全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト C;全ねじ六角ボルト C並目M6469540第1選択呼び径A/B:M1.6~M64;全ねじA/B:M1.6~M64;呼び径C:M5~M64;全ねじC:M5~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M8×11135.3第1選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M10×11166.4第1選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M10×1.251.25166.4第2選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M12×1.51.5187.5第1選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M12×1.251.25187.5第2選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M14×1.51.5218.8第2選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M16×1.51.52410第1選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M18×1.51.52711.5第2選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M20×1.51.53012.5第1選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M20×223012.5第2選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M22×1.51.53414第2選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M24×223615第1選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M27×224117第2選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M30×224618.7第1選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M33×225021第2選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M36×335522.5第1選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M39×336025第2選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M42×336526第1選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M45×337028第2選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M48×337530第1選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M52×448033第2選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M56×448535第1選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M60×449038第2選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
本体規格全ねじ六角ボルト A/B;呼び径六角ボルト A/B細目M64×449540第1選択両種類ともM8~M64P/s/k=mm;公差は種類・部品等級別の本体規格該当表
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上)並目(JA.6細目指定なし)M30.55.52標準上:M3~M64P/s/k=mm;上→表JA.8系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上)並目(JA.6細目指定なし)M3.50.662.4なるべく用いない上:M3~M64P/s/k=mm;上→表JA.8系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上)並目(JA.6細目指定なし)M40.772.8標準上:M3~M64P/s/k=mm;上→表JA.8系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上)並目(JA.6細目指定なし)M50.883.5標準上:M3~M64P/s/k=mm;上→表JA.8系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目(JA.6細目指定なし)M61104標準上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目(JA.6細目指定なし)M71115なるべく用いない上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目/細目M81.25(並目)/1(細目)135.5標準上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目/細目M101.5(並目)/1.25(細目)177標準上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目/細目M121.75(並目)/1.25(細目)198標準上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目/細目M142(並目)/1.5(細目)229なるべく用いない上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目/細目M162(並目)/1.5(細目)2410標準上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目/細目M182.5(並目)/1.5(細目)2712なるべく用いない上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目/細目M202.5(並目)/1.5(細目)3013標準上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目/細目M222.5(並目)/1.5(細目)3214なるべく用いない上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目/細目M243(並目)/2(細目)3615標準上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目/細目M273(並目)/2(細目)4117なるべく用いない上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目/細目M303.5(並目)/2(細目)4619標準上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目/細目M333.5(並目)/2(細目)5021なるべく用いない上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目/細目M364(並目)/3(細目)5523標準上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目/細目M394(並目)/3(細目)6025なるべく用いない上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目(JA.6細目指定なし)M424.56526標準上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目(JA.6細目指定なし)M454.57028なるべく用いない上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目(JA.6細目指定なし)M4857530標準上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中・並)並目(JA.6細目指定なし)M5258033なるべく用いない上:M3~M64;中:M6~M64;並:M6~M52P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系;並→表JA.12系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目(JA.6細目指定なし)M565.58535標準上:M3~M64;中:M6~M64P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目(JA.6細目指定なし)M605.59038なるべく用いない上:M3~M64;中:M6~M64P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系
附属書JA六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目(JA.6細目指定なし)M6469540標準上:M3~M64;中:M6~M64P/s/k=mm;上→表JA.8系;中→表JA.10系
附属書JA小形六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目/細目M81.25(並目)/1(細目)125.5標準上:M8~M39;中:M8~M39P/s/k=mm;上→表JA.13系;中→表JA.15系
附属書JA小形六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目/細目M101.5(並目)/1.25(細目)147標準上:M8~M39;中:M8~M39P/s/k=mm;上→表JA.13系;中→表JA.15系
附属書JA小形六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目/細目M121.75(並目)/1.25(細目)178標準上:M8~M39;中:M8~M39P/s/k=mm;上→表JA.13系;中→表JA.15系
附属書JA小形六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目/細目M142(並目)/1.5(細目)199なるべく用いない上:M8~M39;中:M8~M39P/s/k=mm;上→表JA.13系;中→表JA.15系
附属書JA小形六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目/細目M162(並目)/1.5(細目)2210標準上:M8~M39;中:M8~M39P/s/k=mm;上→表JA.13系;中→表JA.15系
附属書JA小形六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目/細目M182.5(並目)/1.5(細目)2412なるべく用いない上:M8~M39;中:M8~M39P/s/k=mm;上→表JA.13系;中→表JA.15系
附属書JA小形六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目/細目M202.5(並目)/1.5(細目)2713標準上:M8~M39;中:M8~M39P/s/k=mm;上→表JA.13系;中→表JA.15系
附属書JA小形六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目/細目M222.5(並目)/1.5(細目)3014なるべく用いない上:M8~M39;中:M8~M39P/s/k=mm;上→表JA.13系;中→表JA.15系
附属書JA小形六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目/細目M243(並目)/2(細目)3215標準上:M8~M39;中:M8~M39P/s/k=mm;上→表JA.13系;中→表JA.15系
附属書JA小形六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目/細目M273(並目)/2(細目)3617なるべく用いない上:M8~M39;中:M8~M39P/s/k=mm;上→表JA.13系;中→表JA.15系
附属書JA小形六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目/細目M303.5(並目)/2(細目)4119標準上:M8~M39;中:M8~M39P/s/k=mm;上→表JA.13系;中→表JA.15系
附属書JA小形六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目/細目M333.5(並目)/2(細目)4621なるべく用いない上:M8~M39;中:M8~M39P/s/k=mm;上→表JA.13系;中→表JA.15系
附属書JA小形六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目/細目M364(並目)/3(細目)5023標準上:M8~M39;中:M8~M39P/s/k=mm;上→表JA.13系;中→表JA.15系
附属書JA小形六角ボルト(仕上げ程度:上・中)並目/細目M394(並目)/3(細目)5525なるべく用いない上:M8~M39;中:M8~M39P/s/k=mm;上→表JA.13系;中→表JA.15系

スマートフォンでは表を横にスクロールして確認できます。

附属書JA・六角ボルトのM3、M3.5、M4、M5、M6、M7、M42、M45、M48、M52、M56、M60、M64は、表JA.6に細目の指定値がありません。そのため上表では「並目(JA.6細目指定なし)」と表示し、M8~M39には指定細目を併記しています。

なお、表JA.6以外の細目が必要な場合にJIS B 0205-2のピッチを使用できることは、表の指定値とは別の条件です。

代表ケースとして、本体規格・細目では、M8×1(P=1 mm、s=13 mm、k=5.3 mm)、M24×2(P=2 mm、s=36 mm、k=15 mm)、M64×4(P=4 mm、s=95 mm、k=40 mm)を表内で特定できます。

附属書JA・六角ボルトでは、M3(P=0.5 mm、s=5.5 mm、k=2 mm)、M24(並目P=3 mm・細目P=2 mm、s=36 mm、k=15 mm)、M64(P=6 mm、s=95 mm、k=40 mm)を特定できます。

附属書JA・小形六角ボルトでは、M8(並目P=1.25 mm・細目P=1 mm、s=12 mm、k=5.5 mm)、M24(並目P=3 mm・細目P=2 mm、s=32 mm、k=15 mm)、M39(並目P=4 mm・細目P=3 mm、s=55 mm、k=25 mm)を特定できます。

この表のp・s・kは基準値です。基準値だけで製品適合を判定せず、種類、部品等級または仕上げ程度、公差、必要に応じて長さ系列を正式規格で確認してください。

強度区分4.6は何を意味し、どの条件で使えるか

強度区分4.6の「4」は呼び引張強さ400 MPa級を、「.6」は降伏応力比0.6を表します。したがって、呼び下降伏応力は400 MPa × 0.6 = 240 MPaです。強度区分は、材料名でも部品等級でもありません。

強度区分4.6の数値の意味と、JIS B 1180で使えるかを部品等級・径条件で確認する関係図
強度区分の意味と、JIS B 1180での適用条件は別に確認する。

JIS B 1051に強度区分が存在することと、JIS B 1180の製品にその区分を適用できることは別です。JIS B 1180側の種類・部品等級・呼び径などの条件まで確認します。

2015年1月の正誤票により、本体規格の鋼の強度区分欄には9.8が追加されています。呼び径六角ボルト・並目ねじの代表ケースは、次のとおりです。

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部品等級呼び径条件JIS B 1180で示す代表強度区分注意
C5≦d≦39 mm4.6、4.8呼び径六角ボルト・並目ねじの代表ケース
A/B3≦d≦39 mm5.6、8.8、9.8、10.92015年1月正誤票の9.8を反映

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この表は、呼び径六角ボルトの並目ねじを対象としています。全ねじ・有効径・細目など別の種類へは、そのまま一般化しません。部品等級Cの下限5 mmは、製品範囲M5~M64と上記の39 mm以下という条件を組み合わせたものです。

強度区分を決めるときは、次の順で確認します。

  1. 材料カテゴリを確認する。
  2. 規格体系・種類を確認する。
  3. 部品等級・呼び径を確認する。
  4. 用途要求を確認する。
  5. 該当する機械的性質規格を確認する。

なお、附属書JAのJIS B 1051参照には、2015年1月の正誤票でJIS B 1051:2000とされた箇所があります。そこを現行のJIS B 1051:2014へ自動置換せず、附属書JAの適用境界と正誤票を併せて確認してください。

材質ごとに何の機械的性質を確認するか

JIS B 1180が対象とする材料カテゴリは、鋼・ステンレス鋼・非鉄金属です。材料名だけで強度を決めず、まず本体規格か附属書JAかを分けます。そのうえで、材料と呼び径に応じて機械的性質の確認先を選びます。

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規格体系材料カテゴリ・径条件主要な機械的性質の確認先適用条件・次の確認
本体規格鋼JIS B 1051:2014製品種類・部品等級・呼び径条件と組み合わせる
本体規格耐食ステンレス鋼JIS B 1054-1:2013該当する製品仕様の適用条件を確認する
本体規格非鉄金属JIS B 1057:2001該当する製品仕様・材種の条件を確認する
附属書JA鋼・39 mm以下JIS B 1051:20002015年正誤票を反映し、ボルト種類別の強度区分も確認する
附属書JA鋼・42 mm以上受渡当事者間の協定表JA.3の強度区分に適合する場合は、その区分を適用できる
附属書JAステンレス鋼受渡当事者間の協定支障がなければJIS B 1054-1を適用する方針。適用時は同規格の材料条件も確認する
附属書JA非鉄金属受渡当事者間の協定支障がなければJIS B 1057を適用する方針。適用時は同規格の材料条件も確認する

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材料カテゴリ、表面処理、強度区分は別の軸です。たとえば材料カテゴリを特定できても、それだけで強度区分や表面処理条件まで決まるわけではありません。

附属書JAはいつ廃止されるのか|現行状態と移行

本記事の公開時点では、現行表示はJIS B 1180:2014で、公式状態は「有効」です。附属書JAは廃止済みとして扱えません。一方で、2024年には、将来改正で附属書JAを廃止する方針が示されています。

JIS B 1180附属書JAの2014年から将来改正までの状態を分けた時系列図
附属書JAは現時点で廃止済みではなく、将来改正での廃止方針と公示後の認証猶予を分けて確認する。

注意

改正規格の公示日は確認できていません。現行規格によるJISマーク認証の猶予は改正規格の公示後3年であり、2024-06-26から3年と解釈してはいけません。

附属書JAの扱いを時点ごとに分けると、次のようになります。

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時点出来事当時/現在の附属書JAの扱い現在読むときの意味・次の確認
2014年改正附属書JAを存続しつつ、本体規格への移行を促す背景附属書JAあり新設計・更新時は本体体系への移行可能性を確認
2024年将来改正で附属書JAを廃止する方針が示された将来方針方針通知の日付を廃止日や猶予起算日にしない
現在JIS B 1180:2014が公式現行ページで有効現行有効附属書JAを廃止済みと扱わない
将来の改正公示後改正内容に応じて附属書JAの扱いが変わる将来現行規格によるJISマーク認証猶予は公示後3年として起算点を管理

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移行準備では、次の項目を自社の図面・購買・在庫・認証管理へ落とし込みます。

  • 図面の規格体系と寸法差を確認する。
  • 購入仕様・発注表記を確認する。
  • 在庫・現品の本体規格/附属書JA混在を確認する。
  • 改正規格が公示されたかを確認する。
  • JISマーク認証猶予の起算点を管理する。

設計・調達・品質で確認点はどう変わるか

本体規格と附属書JAの違いを理解した後は、担当ごとに確認対象を変えると抜けを減らせます。ここでは技術内容を担当別に繰り返さず、次の行動だけを整理します。

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担当確認対象次の行動見落としリスク
設計規格体系、種類・等級、呼び径、p/s/k、公差図面・仕様で本体/JAと種類・等級を特定し、置換時は寸法差を確認呼び径だけで互換と判断する
調達発注表記、規格体系、在庫区分注文書で規格体系と種類・等級を明示し、JA品と本体品を在庫上で区別同じM呼びを同一品として扱う
品質正誤票、強度条件、現品表示2015年正誤票を反映し、強度区分を種類・等級・径条件と合わせて判定B1051の区分をB1180へ無条件適用する
製造/組立工具寸法、現品s/k、混在工具の二面幅と現品を照合し、ライン・棚で体系混在を防ぐM10等の二面幅差を見落とす
規格/認証改正公示、現行状態、認証猶予改正規格の公示日を確認し、公示後3年の猶予起算点を管理2024通知日を猶予の起算日にする

スマートフォンでは表を横にスクロールして確認できます。

公式情報・参考資料

記事内で意味や比較軸を確認した後、最終的な規格要求・公差・適合判断は、次の公式情報へ戻って確認します。

公式情報

※本記事の内容と参考資料の確認状況は、記事の公開時点のものです。本記事はJIS規格の理解・検索を支援するための情報です。個別製品の適合、認証、契約仕様、設計判断は、最新の正式規格、正誤票、関連規格および契約文書で確認してください。詳しくは免責事項をご確認ください。

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